注意:『フェアリアルガーデン』とはCOMIC BLADE誌上で2007年9月号より連載の始まった 桜野みねね先生の作品のことです



よ…妖精

架空の生き物。西洋の伝承・伝説・物語等に出てくる精霊。善良なるもの、悪がしこい小人など、その姿・性格は多種多様である 例:フェアリー

by…どっかの辞書


 と辞書に書かれていたのが当たり前だったのは、何時の時代だろうか?


 ところがどっこい何かの拍子で妖精がこの世で発見されてしまった。
 そんなちょっとファンタジーな世界の物語


フェアリアルガーデン-二時創作


1.こんな世界はどうなのよ?

 この世界の妖精。それは『フェアリア』と呼ばれている。
 姿形、大きさは様々だが、一連して共通していることは、その可愛らしい姿。稀に人語を解する者も居る…。とくれば、そのテのものに目がない人間は途端にイチコロである。
 ところがそのフェアリアは、まだまだ研究段階で、一般市民はそれこそその姿を見るのが精一杯。自分の家に迎え入れるなんて夢のような話で、一般市民に手が出せるそうな代物ではない。ステータス?ブランド品?『妖精』は一気にファンタジーからは程遠い、非常に現実味のある存在になってしまった。子供の夢を返してやれ。

 西園寺なんとかって学者が『植物から妖精を生み出す』とかいうのを成功させた。妖精マニアどもの世界が大きく揺れた。揺れた世界は、大きな波動を生み出し世界の全てを巻き込む。沢山の妖精、もといフェアリアが生み出され、妖精ブームが到来、フェアリアと生活を共にするための実用品に始まり。写真、グッズ、地域限定のお土産&キーホルダー、ぬいぐるみ、ガレージキット、フィギュア、等身大ポスター、抱き枕。等など様々な関連商品が生み出さる。果てはグラビア写真なんかにも出ているアイドル的存在のフェアリアまで出てくる始末。それらの物が飛ぶように売れまくる。後の経済学者はその年から始まった好景気の波を「フェアリア経済」と呼んだ。

 なんて大きな世界の動きはおいて置くとして、もっと小さくて自分の身近な世界に目を向けてみると、やはりどこの世にも居るべくして居るものがある。それは『熱狂的なファン』(マニア)である。
 こうして世界的に普及したのだから30くらい人に一人か二人は居るのは当たり前として、その当たり前の一人のヤツがウチのクラスに存在する男子生徒。柳沢純。この男がそれであることが非常にはた迷惑な話であった。その男。柳沢純は非常に五月蝿くて、暑苦しくて、鬱陶しい人間で先日も

『じゃなかった
 名前 名前!!』

 と授業中に突然奇声上げていた。その奇行には枚挙に暇がない。フェアリアは可愛らしくて好きになれそうだが、フェアリアのマニアとはあまりお近づきになりたいとは思わない。先程は悪し様に言ったが、彼も比較的善良な人間である。
 そういえな、この前授業さぼってたな。授業をサボる人間が善良かどうかという観点の話は別の機会にでもしよう。
 フェアリアの話さえ彼の前でしなければ、一応それなりに普通に接することができた。ところが彼の方からフェアリアの関連の話を積極的に振られる対象である、ある男子生徒には同情を禁じえない。


 つづくかな?



あとがきのようなもの
このサイトに文章をアップするのはどれ位ぶりでしょうか?久しくネット上の物書きから離れておりました。
三十路を迎えるにあたって、なんか書いとくかと思い筆を、もといキーボード叩いた次第であります。
(あとリクエストを頂いたというのも執筆の動機の一つでもあります)
 結局は世界設定を借りた、子供だましな二時創作と相成りました(苦笑)
次は無いかも知れませんが、とりあえず、ごきげんよう
※相変わらず見直しとかしてません.誤字とかあっても勘弁候

2007年9月23日 三十路になったふぉうりん

戻る